「逗子市におけるEVシェアリング」の検討
2020年1月14日に第2回「逗子市・地域循環共生圏構築検討協議会」が行われました。
その中で「逗子市におけるEVシェアリングの事業性検討」について報告がされました。
EV (Electric Vehicle / 電気自動車)は、地球温暖化の防止、石油依存度の低減など、資源制約や環境問題への関心の高まりを背景に、ますますニーズが高まっています。
地域によっては「EVシェアリング」や「EVタクシー」「観光地でのEVレンタカー」など、EVの普及を促進するビジネスモデルが検討されています。逗子市でもシュタットベルケモデルの地域課題解決のための事業として、「EVのカーシェアリング事業」「EVカーシェアリングの公用車としての利用」が検討されました。
「EVカーシェアリングの公用車としての利用」の検討では下記のような利点が示されました。
・市の活動を通じて排出されるCO2の削減。
・非常時電源確保手段の多様化。移動型蓄電池として地域防災の強化につながる。
・2050年カーボンニュートラルに向けた逗子市としての意思表明となる。
また、「カーシェアリング」が普及すると、下記のような効果も期待されます。
・これまでアクセスしにくかった地域資源(自然、文化資源)へのアクセス手段となり、
地域活性化につながる。
・マイカー移動の減少による、渋滞緩和効果。
さらに、市と地元交通業者との連携で、高齢化が進む市内の「交通弱者」へのサービス事業を生み出すことができると考えられます。
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